朝日杯フューチュリティステークス2018に関するさんたろーの個人的回顧。

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今回は、朝日杯FS2018に関する回顧記事を書きたいと思います。

いつもとは趣向を変えて、1着馬~3着馬について触れる前にレース全体の話を少し入れていこうと思います。

より今後の役に立つ記事にしたいというのと、私が馬場状態というファクターをかなり考慮して予想を組んでいる以上、やはりここにはしっかり触れた方がいいのかなと。

それに、前回の阪神JFの記事でも、結局ダノンファンタジーの項目でレース全体の話に触れましたからね。

では早速本題に入っていきたいと思います!今回も最後までお付き合い頂けますと嬉しいです。

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朝日杯FS2018回顧

レースの質についての見解。

まずは馬場状態から。予想記事では、私は馬場状態についてこんな認識でおりました。

“Aコース最終週で、かなりタフな馬場に移行してきている。ただし、内外はフラット。レースの特徴と合わせて考えると、最後まで伸びてこれる馬、とにかく上がりの出せる地力のある馬を優位にとる”

ということで予想を組み立てておりましたが、多少認識がずれていたのかなと。

タフな馬場に移行していたのは間違いないのですが、内外フラットだったかというとそれは違ったと思う。道中はそれほどでもありませんがラスト直線の内は傷んでいた様子。

当日の小雨の影響があったかもしれませんが、外の方が伸びていたのかなという印象でした。馬場を出来るだけ正確に読んでおかないと、予想がブレてきますのでこれは反省。

次にレースラップに触れていきます。勝ち時計は1分33秒9で優秀な数値が出ている。インディチャンプが圧勝した同日の元町ステークスの勝ち時計は1分34秒6。まぁこの時計は48.7-45.9という超緩い流れだったのでそこまで比較対象にはならないけど、今年の朝日杯は1600万下では通用するレースレベルだったと見ていいと思う。

このレースの前後のバランスは47.7-46.2で、元町ステークスほどではないが「スローペース」とはっきり言っていいレベル。前につけた有力馬が有利な展開になりましたね。

レースのラスト3F → 34.4
勝ち馬のラスト3F → 33.9
上がり最速馬    → 33.5

これを見るだけでも分かるのですが、勝ったアドマイヤマーズは3番手追走。それでいてレースの上がりより0.5秒も速い脚を繰り出すのですから、後方で待機していた馬にとってはほぼノーチャンスだったんじゃないでしょうか。

ここまでのスローペースになったからこそ、例年通りの上がり1位2位のワンツーフィニッシュにはなっていないのかなと思います。今回は上がり2位と4位の決着でしたから、位置取りの差+上りの早さといったファクターで決着した感じ。

それでは、上位各馬の所見にいきたいと思います。

1着 アドマイヤマーズ

とにかく言いたいのは、ミルコJお見事!!の一言。

Iwitterでの所見コメントで触れたが、ダイワメジャー産駒らしく勝負根性のある馬で、逆に独走になると多少ふわっとしてしまうタイプ。これまでのミルコJのコメントでも、友道厩舎のコメントでもそのような発言があり、これは間違いないだろう。

要は、【勝ちに行くにはまず勝負根性に火をつける必要があり、かつ抜け出しが早すぎてもダメ】といった課題があり、地力はあるものの結構乗り難しい馬といった感じ。

まあそれでも、上がり勝負になったケイデンスコールをしのぎ切る訳ですから、多少ふわっとしても強いのは間違いなく対抗評価としたわけですが。

今回は、その特性を完璧に活かすレースを出来たことがこの結果に繋がっていると思う。前にグランアレグリアがいてくれたこともこの馬にとっては大きかった。

勝負の分かれ目は、直線入り口。

ミルコJは、グランアレグリアにピタっと馬体を合わせにいった後、すぐに1頭分ほど外に誘導して追う形をとった。

この馬の持ち味である勝負根性に火をつける為に馬体を一度合わせにいき、その後はグランアレグリアより馬場の良いところを走らせてあげるようエスコートすることで、馬の強みを引き出しつつ馬場も良いところを通してあげるという神騎乗。

この人まじでレジェンドっすわ。うますぎる。これは人馬一体で掴み取った完全勝利と見て良いでしょうね。当然皐月賞も期待したいところ。また強い競馬を見せて欲しいですね。

(さんたろーの小言。)

もしかしたら、来年の秋はこの馬が活躍するかもしれませんね。後になって気づいた話ですが、マイルCSでステルヴィオが勝ったのは、アーモンドアイと並んでロードカナロアの種牡馬価値を高めるために社台が必至に調整したからかもなと。

種付け料というのはグループ全体の収益で見たら儲けどころですよね。ディープ産駒は安定して種付け料4000万ですし、ロードカナロアも見事に1500万円まで上がってきた。邪推ですが、次に種付け料を上げにかかるのは、ダイワメジャーという可能性は捨てきれないなと。もちろんこの馬が順調にいけばの話ですし、種付け料の発表は大体11月末くらいだと記憶してるので、まだまだ先の話ですけどね。

2着 クリノガウディー

これはやっちまいました。予想記事で1600より長いところに適性がある方が活躍できるのでは、と書いておいて前走1800のこの馬に印を回せないなんて泣。

とまぁ悔しがるのはこの辺にして冷静に分析していきます。

スタートは良く、様子を見ながら良いポジションを狙う余裕があった。好意の内を取り、勝ち馬のアドマイヤマーズの後ろの進路を取ると一気に加速して、これは一発あるぞ!!と思わせる程のトップスピードで伸びたが持続しきれずラストは勝ち馬に離されてしまった。

騎乗については、この馬の能力を十分に引き出せた好騎乗だったと思う。

加速してトップスピードに持っていく過程についてはかなりの性能を持っていて、それを発揮できたことがこの結果に繋がっていると思う。

ただやっぱりトップスピードで走れるのが短すぎるかな。今後も外を回して距離ロスが出るような騎乗だと、一瞬の脚を活かしきれないから難しいと思う。クラシックでは再度内枠を引きたいところ。

3着 グランアレグリア

スタートはうまく出て、2番手を楽に確保。道中もそこまで引っかかる素振りは無く、道中ペースを緩めることも出来たが、直線伸びきれずに3着という結果に。

本来、これまでのレース振りからすると、トップスピードを持続する力は相当なもので、今回の運び方でラストしんどくなるというのはちょっと想定外。

上で書いたように、勝ち馬とは通った馬場が違ってちょっと堪えたのかなというのがまず1つあったのですが、それにしてもクリノガウディーにまで差されるんかと。

納得がいかず何度もレース見返して分析してみたら収穫がありました。

原因が正確には掴めないところがあるが、敗因ははっきり分かった。馬場が堪えたとか以前の話だった。

めっちゃ内に刺さってますやんけ!!泣

まだパトロールビデオを見ていないかたはぜひ見て頂きたい。アドマイヤマーズと馬体を合わせた後、内にいた馬を抜き去ってすぐに内ラチに寄っています。

しかもその後、刺さるように2.3回柵にぶつかりそうになっちゃってるんですよね。ルメールJも必死で右ムチを使うのですが、なかなか軌道修正できず、そのまま伸びきれない結果に。

原因を明確に判断することは難しいのですが、下記の2つの内のどちらかでしょうか。

・そもそも右回りは苦手な馬だった
(今回初の右回りで露呈した結果に)
・アドマイヤマーズに馬体を併せられてひよった、もしくはテンパった。
(逃げるようにして内へ)

どちらにしても、どれだけ右ムチを入れたところで軌道修正をするのは難しかったでしょうね。もたれる馬と言うのは、大阪杯でのスワーブリチャードのように内ラチを頼ることでなんとか走らせるという荒療治ができるわけです。

しかしこの馬は内ラチ沿いを走っていながら何度ももたれるしぐさをしていました。もしも前者が原因でこの走りだとしたらこれは結構まずいです。

後者であれば、馬体を合わせるという経験の浅さからくる精神的なものと捉えれば言い訳が経つのですが・・・。

素材は間違いないので、また強い競馬をしてくれるのを期待したいのですが、今のところ絶対視出来るのは左回りの高速馬場だけかなぁ。桜花賞出てくるなら、馬券的には冷静に考えていきたいですね。できればステップレース使って欲しい。判断したいから。もしこれが恒常的なものならダノンファンタジーに逆転の目があるかも。当然クロノジェネシスにもチャンスあり。

着外に散った次走注目馬!

・エメラルファイト
今回は出遅れ+二の脚も進んでいかない形になり最後方から。レース後の騎手コメントでは、「左に馬がいなかった為か、ふわっとしてしまい二の脚が悪かった」という発言がありました。それをこの馬の特性とするなら、次走以降も枠には注意する必要がありますね。

ただ二の脚が遅くなったのは、調整不足かもしれないと個人的には思います。この馬、そもそも朝日杯FSへの出走を決めたのが遅かったですからね。戦ってきた相手が次々と次走で好走するのを見て、陣営がこの馬も活躍できると考えて出走を決めたという話ですから。

そう考えれば、しっかりと調整を積んで体制を立て直せば次走はもう少し追走できるはず。まあ、調整不足の可能性があるかもと分かっていながらなんで特注穴馬に推したんやというところですが、今回の予想のコンセプトが【最後まで伸びてこれる地力のある馬が活躍する】という大前提から入っていますので。レースを見れば分かりますが、地力という面では間違いなく能力を示してくれています。

レースラップはスローバランスとなり、前有利な展開に。そんな中、上がり最速で6着まで追い上げてきたのは立派。例年ならこういう上がり最速の馬が連対するレースの質になるのですが、出遅れた上に1.5秒もスローバランスになってしまっては物理的に無理がありましたね。

この展開なら、もう少し押し上げた方が良かったと思うけど、なんにしても序盤行き脚がつかないんじゃなんとも。今回は厳しかったけど、これだけの上がりを使って最後猛追出来るのであれば、1600万下クラスくらいは普通に突破できると思う。次走以降も注目の馬。

あとがき

さて、そんなこんなで朝日杯FS2018の回顧を終わりたいと思いますが、今後朝日杯については、どんな怪物級の牝馬が出てきても対抗までに抑えておいた方が良いかもしれませんね。

グランアレグリアは上手く走れれば勝てた可能性はあるけど、やはりAコース最終週でタフな環境になるという時点で、牝馬が牡馬と対決するには思った以上に厳しいのかもしれない。高速馬場なら牝馬牡馬は関係ないと僕は思っているんですけどね。むしろキレを活かせる牝馬の方が強いとすら思うし。

今週は有馬記念がありますので、予想についてはいつも通り、土曜日の夜か日曜日の朝に記事をUPしたいと思います。

また、各馬の所見については、話が長くなる馬のみブログに掲載して。他はtwitterで呟いておりますので、フォローして頂けると嬉しいです。

年末の大一番、有馬記念!!盛り上がっていきましょう!!

最後までご愛読ありがとうございました。

さんたろー

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