桜花賞2019に関するさんたろーの個人的回顧。

 

今回は、桜花賞2019に関する回顧記事を書きたいと思います。

グランアレグリア、強かったですね!!

なんなの1分32秒7って笑。不安があった右回りでこのパフォーマンスは確かに強い。

ただ、今回はグランアレグリアに向いた要素があったのは事実です。少なくとも、僕はアーモンドアイほどの怪物とまでは思っていません。

その辺、なぜそう思うのかを特に詳しく書いていけたらと思います。条件代わりではまだ他の馬にも逆転のチャンスはあると思いますよ。

では、レースの回顧をまじめにしていきたいと思います。

桜花賞2019回顧

レースの質についての見解

ほんとラップ構成的にびっくりするんですが、1分32秒7という桜花賞レコードを出しておきながら実は超ドスローの競馬なんですよね。

前後半のバランスは47.7-45.0でまさかの2.7秒もスローという競馬。

こんなスローの競馬を桜花賞レコードで勝ったグランアレグリアは怪物だ!!

と言いたくなるのですが、そこはちょっと待って頂きたい。

実は、4着までの馬はみんなアーモンドアイと同等のタイムで走っているんです。じゃあその4着までの馬が全てアーモンドアイクラスなのかというともちろん違いますよね。

何が言いたいかというと、馬場の恩恵が大きかったんじゃないか?ということです。

スローなのにタイムが出るということは、必然的に上がりが速いということに繋がります。

今回の上がり最速は2着のシゲルピンクダイヤの32.7。こんな上がりを繰り出すには、どう考えても馬場が軽くないと成り立たないんですよね。

いくらスローとはいえ、競走馬の瞬発力にだって限界はあります。その為スローでも時計が出ちゃうという現象は、基本的には馬場の軽さも要因としてあると私は判断しています。今回も例外なくそれに当てはまるはずです。

これが、グランアレグリアただ1頭だけ時計が速くて、2着以降は平凡時計だったというなら話は別ですが、上位各馬の走破時計も速いですからね。高速馬場だったと考えるのが自然だと思います。

これは反省なのですが、阪神牝馬Sを見た時点で高速馬場で決め打ちしても良かったかもしれませんね。あのレースもスローの競馬で前の馬が軒並み33秒台の脚を使っての決着でしたから。

先行して内目を通った馬でも伸びてくるから、内外の差は考えない方がいいなぁ〜ぐらいにしか思えなかった自分の実力不足です。これはほんとに反省。(まぁ、そこまで判断出来ていても僕のロジック的にグランを本命にする事は無かったですが…)

とにかく今回の結果の要因として覚えておきたいのは、ドスローの前有利の競馬になり、かつ高速馬場で内でもキレる脚を使えたということですね。

このような条件下で、早め先頭+距離ロス皆無のグランアレグリアに33.3秒の脚を使われては、後続には物理的にノーチャンスになってしまったということです。

一応、レースの質としてはこんな感じでしょうか。

それでは各馬の所見を詳しく書いていきたいと思います。

1着 グランアレグリア

僕が予想に書いた通りの競馬をしてきましたね。早め先頭で内ラチを頼る競馬。

それでも僕は内に刺さるクセが邪魔をして頭は無いと思っていたのですが、普通に勝たれてしまいました笑。

ただ、考え方は悪くなかったと思っています。間違えたのはどちらかというと馬場の想定。

パトロールを見て頂ければ分かると思いますが、ラストの直線では内ラチに3度ほど当たりかけてるんですよね。これは朝日杯の時と同じです。

調教をかなり工夫していたと思いますが、やはりレースでは悪いクセが出てしまっています。それを割引して考えるのは、僕のやり方としては間違っていません。

ただ事実それでも勝たれてしまったので要因をちゃんと分析してきました。大きく分けて勝った要因は2つあると思います。

一つ目は、今回はルメールJがクセを把握済だったこともあり、ムチを打ってあげるタイミングが完璧だったということ。これでかなりスピードを維持できていると思います。

そしてもう一つ、最大の要因は内ラチの馬場状態もかなり良好だったということ。

朝日杯では内ラチはやや荒れていましたからね。同じように内に刺さりながらの競馬だとしても、これだけ馬場が違えば発揮できる能力も雲泥の差だったでしょう。

今回は強い勝ち方を見せましたが、この馬に同じ右回りのマイル戦でも逆転できる条件は僕はあると思います。

1つ目は、先程から書いている通りで内ラチがかなり荒れているという状況。

改善されなければどうしたって内に刺さりますから、悪い馬場と分かっていてもそこを走らざるを得ませんよね。

そしてもう一つは、最後まで垂れない強力な逃げ馬がいること。

内ラチを頼って走りたければ、その逃げ馬の前に出なきゃいけませんよね。

仮に出れない場合、その馬の後ろについてしまって進路を詰まらせる事になるか、もしくは無理矢理外から追い出して斜行しながら追うかのどちらかになります。

このような条件が見込めるレースになれば、また評価を下げて勝負してみたいと思います。

おそらく、秋のマイルCSに出てくると思うんですが、僕は全然堅いとは思いませんよ。そもそも秋の京都開催は直近2年ほどはタフな開催になっていますしね。

・・・NHKマイルについてはどうか?ですか?

それは無理ですね。逆らえません笑。

2着 シゲルピンクダイヤ

スタートは出負けしたものの、これ以上ない競馬をしたと思う。

和田Jがどこまで馬場を理解していたかは分かりませんが、内から抜けてきたのは大正解。あそこから外を回していたら着内は厳しかったはず。

他の有力馬が力を出しきれていないというのはありますが、ここでの2着は価値のあるものだと思います。

高速馬場でのキレ味は間違いなく一線級のレベルにあることを証明した形になりましたからね。

今までは伏兵扱いでしたが、今後はもう少し人気してくるんじゃないでしょうか。あまりシゲルの馬が人気するイメージはありませんが….。

オークスでもまたやれていいとは思うのですが、この産駒的に距離がどうかなというのはありますね。

3着 クロノジェネシス

本当に能力はかなり高いんですけどね。もったいない競馬になりました。むしろ、よく3着まで来れたなという感じ。

スタートはすんなり出たものの、あまり主張していかずに馬なりで好位へ。

各馬スローと判断したのか早めに上がっていくところを、この馬はグランアレグリアをマークする形で追走。

しかし、マークしてすぐにかかってしまいややコントロール重視の競馬となります。

馬のコントロールに意識がいってしまった事もあり、グランへのマークは結局すぐに甘くなっちゃいましたね。

そのまま中団あたりの位置で、内で進路が無いまま直線を向くという万事休すの展開。普通ならそこで試合終了の騎乗です。

ただ、そこからの北村友一Jの意地がハンパなかったです。罰金もらっても仕方ないんじゃないかと思えるレベルで隣の馬に道をあけろと馬体を寄せてますからね笑。

それが功を奏してラスト1ハロンあたりで前があくと、そこからの瞬発力は異次元の伸び脚を見せての3着入線。

最後しかしっかり追えてないというのもありますが、ラスト1ハロンは間違いなく10秒台の脚を使っているはず。

先にスムーズに抜け出したダノンファンタジーを短い距離で差し切ったところを見ると、高速馬場ではこちらの方が能力は上だと思います。

ダノンファンタジーは掛かり気味に運んでいたというのはありますが、この馬も途中掛かっていた訳ですからね。

まだダノンファンタジーとの優劣はついていませんが、オークスはおそらくクロノジェネシスの方が強い競馬をするはず。

高速馬場でのキレ味もありつつ、クイーンCではスピードの持続力の高さも見せてますからね。今のところ、この馬に本命を打つ予定でいます。パンパンの良馬場で開催して欲しいですね。

馬券外に散った次走注目の馬!!

アクアミラビリス

もともと小柄な上に馬体を大きく減らしての参戦。この馬は前走最後方からの末脚一気で良さを出してきた訳ですが、桜花賞ではスローの道中で動いていった事で良さを失ってしまった感じ。

それに前に動いていった事で掛かっちゃってましたしね。ただ、この馬場と展開だと最後方からではいくらこの馬の末脚をもってしても当然届かなかったはず。

ミルコJの判断が悪かった訳ではないと思いますし、これはもう仕方ない敗戦だったと思います。

春は出来ればもう休んでもらって、秋に馬体を戻してまた元気に出走してきて欲しいですね。

秋のトライアルに馬体を戻して帰ってきたら間違いなく買います。ローズSあたりに出てくれば強烈な末脚を見せてくれるはず。今後追いかけたい1頭ですね。

ビーチサンバ

能力はあるんですが、やはり世代上位との格付けはもう済んでる感じ。あきらかにマイルでは最後の武器が足りてない印象がありますからね。

ただ、東京に代わるオークスなら良さが出るかもしれません。

クイーンCでは斤量が1kg重いクロノジェネシスに対して余裕の手応えで完敗してますから、この馬との逆転はまず難しい。

ですが、そのクイーンCで見せたスピードの持続力は十分にトップクラスのもの。この条件なら、ダノンファンタジーには逆転の可能性があると思います。

ダノンファンタジーはこの桜花賞でもラストは甘くなっていたあたり、明らかにオークス向きの馬ではないです。掛かりやすい馬でもありますし、長い距離は向かないでしょう。おそらくマイルがベスト。

一方でこのビーチサンバは、折り合いはしっかりつきますし、スピードの持続力は高いレベルにあります。

オークスではダノンファンタジーよりも重い印を打ちたいなと思っています。今のところはですが。

以上で回顧を終わりたいと思います。

ではまた今週も頑張っていきましょう!

さんたろー

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