日本ダービー2019に関するさんたろーの個人的回顧。

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今回は、日本ダービー2019に関する回顧記事を書きたいと思います。

今年のダービーはとても見応えあるレースになりましたねー!!オークスもそうでしたけど、若手Jの積極逃げは見ていて気持ちが良いですね。ラップが締まってレース全体で能力を求められる形になりますから、G1にふさわしいハイレベルなレースになったと思います。

そしてなんと言っても浜中J!ついにやりました!!おめでとうございます!!

騎乗については文句のつけようがない最高のレースメイクでしたね。もちろん馬場や展開が味方をしているのは事実ですが、どこかで一瞬でもビビったら勝利は無かったと思います。とにかく素晴らしい騎乗でした!

詳しくはロジャーバローズの欄で書いていきますね!では、真面目に回顧いきたいと思います。

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日本ダービー2019回顧

レースの質についての見解

馬券を外した人間が言うことじゃありませんが、馬場と展開がどうだったかは僕の予想記事を読んでくださいと言いたくなるほど、ほぼ予想通りだったんですよね。

予想段階で私が書いたポイントは以下の通りです。

・Cコース替わりで内が復活。高速馬場の内有利を想定。
・リオンリオンが逃げる展開。前半は60秒を切るラップで推移。
・高速馬場の影響で後半もそこまでラップは落ちない。
・瞬発力より持久力勝負。長く良い脚をどれだけ使えるか

といった感じです。プロセスを確認したいという方の為に、一応リンクも貼っておきますね。

日本ダービー2019の予想公開!!さんたろーの深読み予想。
今回は、日本ダービー2019の予想について書いていきたいと思います。 いよいよやってきましたね!!年に一度の祭典「日本ダービー」!! 似たような気持ちを持っている方は多いでしょうが、個人的には全レースの中で最も的中させたいレ

この予想で違ったのは、リオンリオンが速すぎて全体のラップが平均ペースではなくハイペースになったことくらいでしょうか。前後半のラップは57.8-60.5でしたから、明確にハイペースです。

ペースが違ったにも関わらず、たいした問題ではないような言い方をしましたが、それは「馬群で見れば」平均ペースの持続力勝負という見方で間違っていなかったと思うからです。

このレース全体のラップというのは、直線序盤まではリオンリオンが刻んだペースですよね。これだけ縦長の展開だと、当然馬群がどの程度のペースを刻んでいたのかは別で考える必要があると思います。

おおよその推測になりますが、ロジャーバローズは離れた番手でしたから、前半59.0秒くらいでしょう。馬群は59.3~59.8秒くらいのラップだったはずです。

前に飛ばしている馬がいるということもあり、ロジャーバローズが緩む地点を作ることは無く道中は淡々とした流れ。12秒後半を刻む地点が無かったことで、息を入れたい瞬発力タイプには苦しい展開となりました。

馬群の位置でも前半60秒を切るペースで追走して緩む地点が無いのですから、相当なポテンシャル勝負。それは後半5ハロンのラップを見ても明らかですね。後半5ハロンのラップは12.4-12.2-12.0-11.9-12.0となっており、なんと最速地点でも11.9しか出てません。

ラスト5F~4F地点では前との差を詰めにいってますから、馬群にいた馬はこのラップよりももう少し速いはず。おおよその判断でしかないですが、馬群で競馬してこのレースを勝ち切るには、最低でも1ハロン12.0秒切る水準でゴールまで走り続ける必要があったわけです。

まあ、直線序盤からは全てロジャーバローズのラップですから、淡々としたラップ推移になるのは当然といえば当然なんですけどね。ただこの流れではトップスピードを出せる感じでは無かったのは事実なので、後続の馬も結局5ハロンで長く脚を使う他なかったはずです。息を入れられてないので瞬発力に頼ることは難しかったでしょうし。(唯一この流れでも瞬発力を見せた馬はいましたが。)

とにかく、このラップで垂れなかったロジャーバローズを称賛するべきレースでしたし、この勝負に持ち込んだ浜中Jは見事だったということです。これだけ淡々と進められると、後続は脚をそがれてしまって厳しいんですよほんと。馬場もうまく味方に付けて、思い切りの良い騎乗でしたね。

個人的には、ノーザンFの進撃を止めるのは、道悪のタイミングか天皇賞春だと思っていたんですけどね。(天皇賞春はノーザンFに逆らって負けましたw)

ノーザンFが得意とする条件で、しかも年間で1.2を争うレベルで取りかったであろうレースで、ノーザンFの馬より高い適性を見せて勝ち切るのは本当に胸熱でした。令和1発目にふさわしい、素晴らしいレースを観戦させて頂きましたね。あとは各馬に怪我が無いことを祈ります。馬場が速くてこの春は怪我する馬が多いですから…..。

それでは各馬の所見を詳しく書いていきたいと思います。

1着 ロジャーバローズ

抜群のスタート。外からくるリオンリオンとは競らずに行かせてしまい、自身は番手を確保。道中はロス無くレースメイクをしていき、リオンリオンに惑わされず淡々と自身のラップを刻んでいく。

リオンリオンがいてくれたというのも大きいですが、とにかく淡々と進めていけたことが大きいですね。無理してリオンリオンにくらいつくわけでもなく、ビビッて道中ペースを緩めることもなく、ひたすらワンペースでの競馬。

鞍上の指示だからというだけではなく、馬自身そのペースでリラックスできていたのが最大の勝因だと思いますね。押すでもなく、抑えるでもなく、普通に気持ちよく走っていた感じでしたから。独走態勢になったのも良かったですね。

レース後半は、直線序盤で甘くなってきたリオンリオンを捉えると、そこから速い脚は使えない代わりにラップを落とすことなく走り切り、ダノンキングリーの追撃を凌いでのダービー制覇となりました。

ロジャーバローズのラップを考えると、前後半でだいたい59.0-59.5くらいでしょうか。馬場が速かったとはいえ、レース全体を通して11.5~12.0のペースを延々と刻み続けて2400を走り切ったロジャーバローズは素直に強いという評価になりますし、こういう馬は条件が変わっても活躍するシーンは多いと思いますよ。

キタサンブラックがあれだけ強かったのは、こういうラップのレースメイクが出来たからですからね。ロジャーバローズがやった競馬というのは、それと同じです。逃げと番手とで違いはありますが、ラップ構成はほぼ同じ。

キタサンブラックが条件問わず強かったのは、このラップ構成の上手さだったわけですから、ロジャーバローズにもその可能性は十分にあります。鞍上がこういうラップを毎度刻めるということが条件ですが。

非ノーザンF生産馬ですし、今後もそこまで人気しないでしょうから、ぜひ狙っていきたい1頭になりそうです。個人的には菊花賞より古馬路線に行ってもらった方が面白そうかなと思いますがどうでしょうか。

え?凱旋門賞に登録??

ちょっとこの馬の馬場適性からして厳しい気はします….

凱旋門賞なら、クラージュゲリエの方がチャンスあると思いますが。

2着 ダノンキングリー

完敗です。この馬強い。まさかこのペースの競馬であれだけの脚を残して差し込んでくるとは思いませんでした。見誤ったと言う他無いのですが、単純に考えると条件問わず強い。

僕の見解としては、瞬発力戦ではめっぽう強く、ポテンシャル戦では甘くなる、まして折り合い不安のある馬が2400では….という感じだったのですが、それがまず認識違いでしたね。

スローでもスパッと切れるし、流れても一応は最後まで伸び切れる。内に潜れば好位でしっかり折り合えるし、とにかく不安がない感じ。

まあ正直、内に拘ってスムーズにいけたというのは皐月賞、ダービーともにあるんですが、それは戸崎Jが上手く運んだということでもありますからね。決してラッキーだった訳ではないです。戸崎Jが意図して、なるべくしてなったという感じでしょう。これで差し切れなかったのは運が無かったですね….これ以上ない騎乗はしていたと思います。

もしこの馬の評価を落とす条件を考えるなら、タフ馬場くらいでしょうか。高速馬場ならペースが遅くても速くても能力の高さは発揮できているわけですからね。

順当にいくなら菊花賞に向かうのでしょうが、この馬はまじで天皇賞秋での走りを見てみたいです。強敵は多いでしょうが、ベストを考えるなら天皇賞秋→ジャパンカップで良いと思うのですがどうでしょうか。

3着 ヴェロックス

このラップ構成では十分に強い競馬をしてくれていますし、それは予想通りです。もちろん本命を打ったことに関しては微塵も後悔はありません。枠と隊列に泣かされてしまったなぁという印象です。

まず最序盤、リオンリオンが内に切り込みながら前を狙ったのでそれを行かせる形。ここまでは想定内。その後は内のサートゥルナーリアを見ながらとったレースプランだったはずですが、目標にするべき馬が出遅れてしまっていないという状況。これが痛かった。

サートゥルナーリアが後方なら自分も脚を溜めないと、という判断だったのか中団馬群で折り合いに専念する競馬となり、道中はクラージュゲリエの後ろで我慢。緩む地点が無かったので動けなかったというのもあるかもしれませんね。

3~4角で外目から進出してきたサートゥルナーリアに照準を合わせて追い出しに入ると、明確にサートゥルナーリアとの手応えに差がありあっさり前に出られてしまう。

ただそこから次第に甘くなるサートゥルナーリアを横目にヴェロックスはしぶとく伸び続け、差し返しての3着入線となりました。

読み通り、トップスピード戦ではなくこういうポテンシャル戦では良さが活きてくるタイプだったというのは間違いないと思います。サートゥルナーリアを差し返したのがその証でしょう。とにかく残念だったのは、サートゥルナーリアが出負けしたこと。

ここでズバッと切り替えてダノンキングリーに照準を合わせ、ある程度前にいけていれば良さがもっと出たのかなとは思いますが、大舞台でそれを急に切り替えろというのはちょっと難しい話。

ダノンよりも敵は後ろのサートゥルナーリアという意識があったでしょうし、仕掛けどころまで脚を残しておきたいという意識が働くのが普通です。川田Jもレース後のコメントで「目標のサートゥルナーリアは差せたのですが,,,,」といったようなコメントをしていましたからね。

結局、このラップ構成には間違いなく適性があり、良さも出せたのですがプラン通りには乗れなかったという感じ。難しい競馬になってしまいましたが、十分に高い能力は見せていると思います。

この馬は菊花賞でも大丈夫でしょうね。去年のようなスローのよーいドンならNGでしょうが、ある程度スタミナが問われる展開になれば。

着外 サートゥルナーリア

この馬が馬券内から飛んで、発狂した方は多いと思います。そんな人たちの為に、どうして4着になってしまったのか敗因を分析してみました。

まず出遅れてしまった事はみんなが認識している話。それでもこの馬の能力を考えればもう少しやれても良かったはずですが、そう簡単にはいかなかった要因は2つです。

1つは、道中緩まなかったこと。これで楽に捲ることは出来なかった。2つ目は1つ目の理由のせいで3〜4角で外を回して早めに勝負したこと。

これがレーンJの良さでもあるのですが、この馬には全くもって合っていなかった。

直線の映像見て頂ければすぐわかる事ですが、直線序盤では明確にヴェロックス対して優位な脚色だったのに、ラストは差し返されてしまいましたよね。これってつまり、「長く脚を使えるタイプじゃない」ってことじゃないですか?

後方からになったというのもあるんでしょうが、まぁ瞬発力寄りなんでしょう。

その分、短い距離で使える脚は世代最強クラス。多分、あのヴェロックスを差したタイミングは11秒前半の脚を使えてるはず。

皐月賞が3.5ハロンのややロンスパ戦、時計も好時計ということで気付きませんでしたが、ヴェロックスの仕掛けに瞬時に反応してなんとか伸びきったって言えなくもない。ラスト下馬評よりも思ったより辛勝になったのは3.5ハロンの勝負が向いてなかったからでしょう。

あれは位置取りと能力でなんとか勝ったという認識に改めたいと思います。

もっと振り返ると、ホープフルなんかもほんと一瞬の脚しか使ってないですからね。

これも抜け出しに苦労してたので、「そうなっちゃったけど脚は使えた」って感じだと思ってましたが、むしろあれはあれで良かったのかもしれませんね。

ということで、このダービーまでの戦績から、「長い脚は使えない。瞬発力戦希望」という馬だと解釈したいと思います。

距離の壁の可能性もありますけどね。それはまだ何とも言えないのかなと思ってますので保留にしておきます。

馬券外に散った次走注目の馬!!

ニシノデイジー

やはりこの馬の能力は高い。予想時にも書きましたが、皐月賞は序盤で接触がありレースになっていないだけでしたからね。常に折り合いをかくタイプというのはありますが、今回のように馬群全体が流れてしまえば折り合いの不安も薄まり強さを発揮できたという感じでしょう。

ただ、これだけベストな騎乗をしての5着なので、秋以降どのレースを狙っていくかは難しいところですが,,,,,。世代トップまではなかなか厳しいかもしれません。古馬G2クラスなら普通に勝てる馬だとは思いますよ。

以上で回顧を終わりたいと思います。

ではまた今週も頑張っていきましょう!

さんたろー

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